gumiと東芝で新日本監査法人がピンチ

 

2015年は新日本監査法人にとって苦難の年です。

年初には、昨年末にIPOしたばかりのgumiが大幅下方修正する「gumiショック」の監査法人として叩かれます。

そして東芝の粉飾決算を見抜けなかった無能な監査法人として叩かれます。さらに「当たり前ですが」東芝から監査法人を変更されそうです。

東芝が新日本監査法人に支払う報酬

東芝の2014年度(2014年4月1日~2015年3月31日)の有価証券報告書を見ると以下の通り、東芝から新日本監査法人へは、年間約10億円が支払われています。

東芝の新日本監査法人への監査報酬

#新日本監査法人の正式名称は「新日本有限責任監査法人」です

さらに新日本監査法人がグローバルでメンバーファームとなっているアーンスト・アンド・ヤング(EY)へも年間で15億円〜17億円を支払っています。

2013年度及び2014年度において、当社の監査公認会計士等と同一のネットワークに属している
アーンスト・アンド・ヤングに対する当社グループからの報酬は、上記の金額のほか、それぞれ 1,500百万円及び1,702百万円となります。

出典:東芝 2014年度有価証券報告書

会計士や会計士補(公認会計士試験合格者等)、何人分の報酬でしょうか。

gumiが新日本監査法人に支払う報酬

ついでにgumiが新日本監査法人に支払う報酬も調べてみました。

gumiの2015年4月期(2014年5月1日~2015年4月30日)の有価証券報告書から監査報酬を抜粋しました。

gumiから新日本監査法人へは、年間2,100万円、2,300万円と続いています。

gumiが新日本監査法人に支払う監査報酬

東芝の金額を見た後では、たいした金額ではありませんね。

おかしな表現ですが、年間2,000万円ちょっとの報酬でgumiショックの責任の一端を責め立てられるのでは割に合わないですね、、、

 

なお、新日本監査法人と言えば、先年のオリンパス事件でも金融庁から業務改善命令を受けています。

また監査法人の再編時期でしょうか?

#新日本監査法人が監査人を務めるダブルスタンダードのIPOもキナ臭くて仕方ありません。#参考:ダブルスタンダードのIPOは錬金術?
#参考:ダブルスタンダード(3925)の予想通りの悲しい決算(平成28年3月期)

#2015年最後のIPOとして注目を集めていたグラフィコが上場中止となりました。監査法人は新日本監査法人です。(参考:グラフィコがIPO中止

#2015年に続き、2016年12月に上場予定だったZMPが上場延期となりましたが、監査法人は新日本監査法人でした。(参考:上場延期のZMP!またしても新日本監査法人!

関連記事:
東芝の株主も市場も舐めたIRにイライラ
gumi(3903)の業績予想が甘過ぎる
上場ゴールの次は配信ゴール
日本取引所が超高速取引などの監視体制強化

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