外部へのリンク(発リンク)はSEOに不利?

 

SEOでは「リンクジュース」という言葉が使われ、外部サイトへのリンク(発リンク)を嫌う傾向があります。

本当に「外部サイトへのリンク(発リンク)」はSEOに不利なのでしょうか?

私の見解は、決して不利にはならず、むしろ適切な発リンクは自サイトにもSEO効果をもたらす、です。

リンクジュースという考え方

リンクジュースについては、古い記事ですが、Web担当者フォーラムの「SEOにおけるリンクジュースの流れについて、図解で説明しよう」という記事で比較的分かりやすく解説されています。

そして、「リンクジュース」については以下のように説明されています。

※Web担編注「リンクジュース」

あるページにリンクを張ると、そのページが持っている「価値」の一部がリンク先のページに与えられる。その価値のことを「リンクジュース」と呼ぶ。

検索エンジンが検索結果にページを表示する順位を決定する際に考慮される数百もの要素の1つであり、あるページが他のページにリンクを張るということは、リンク先のページを支持しているとみなすという考え方が基本となっている。

要は、あるページにリンクを張ると、そのページがもつ価値がリンク先ページへ与えられるため、外部サイトへのリンク(発リンク)は自サイトが持つ価値を外部に漏らしてしまう、というのが考え方の根底にあります。

そして、<a>要素には、nofollow属性というものが存在し、このnofollow属性を設定すると、Google等の検索エンジンに対してリンク先を「評価しません」という主旨を伝えられ、結果、自ページの価値をこのnofollow属性付きリンクへは与えない事が可能だと言われています。

結果、外部サイトへのリンク(発リンク)にはnofollow属性を付けることで、自サイト・ページが持つ価値・評価を外部へ渡さない・漏らさないことで、サイトの評価を上げる、というSEO施策が考案されました。

ただし、現在は、このnofollow属性によるSEO対策は有効ではないと見られています。

具体的には、以下のリンクの「PageRankスカルプティング」の項目を参照下さい。とてもとても分かりやすく図解されています。

参考:外部サイトへのリンクには漏れなく”nofollow”とか、いい加減やめませんか

まず、外部へのリンク(発リンク)にデメリットがあるのか?とnofollow属性は有効なのか?について見てみました。

とは言え、外部へのリンク(発リンク)がSEOに有効なのか?というのは別問題です。

外部へのリンク(発リンク)はSEOに有効なのか?

「外部リンク(発リンク)はSEOに有効なのか?」という問いに対する私の見解は、上述の通り、有効である、です。

その理由を以下でご説明します。

■前提:検索エンジンにとってリンク構造は重要

大前提として、Googleに代表される検索エンジンは「Webサイト間のリンク構造」を分析することで、各Webサイトの評価を行っています。(もちろん、このリンク構造は数ある評価基準の一つです)

この点は上述のリンクジュースの話からも窺い知れます。

そして、検索エンジンが目指すところは「検索したユーザに対してより適切なサイト・ページを上位表示する」ことです。そのために「Webサイト間のリンク構造」も分析していると言えます。

■私見

上述の前提を基に考えると「ユーザにとって意味のある外部サイトへのリンク(発リンク)」を検索エンジンが評価しないわけがないと考えています。

極端な話、世の中の全てのサイトが発リンクを止めてしまったら、検索エンジンは「Webサイト間のリンク構造」による評価が不可能になってしまうわけで、その逆という視点で考えても、やはりユーザにとって意味のあるリンク(内部、外部問わず)は評価されて然るべきではないでしょうか。

#それこそ2000年代初頭、Googleがサービススタートした当初、<title>タグや<meta>タグのdescriptionとkewords、<h1>タグ、<strong>タグ次第でいくらでも上位表示可能だった状態から脱却するために「Webサイト間のリンク構造」による評価に比重が置かれ、PageRankという指標まで出来た経緯ですね。

問題は「ユーザにとって意味のある外部リンク(発リンク)」か否かだと思っています。

何のコンテンツもないリンク集は「意味がない」可能性が大です。一方で、例えば、naverまとめのように文脈があって適切に取捨選択された(事実上の)リンク集は便利であり「意味がある」ケースも多いと考えます。

#naverまとめのコンテンツ全てではありません。むしろ、意味のないリンク集状態のコンテンツが多いと感じていますが、実際、Googleで上位表示されたnaverまとめのページは、非常に便利な場合が多いと感じています。

アンカーテキスト

また、リンクに設定されるアンカーテキストの重要性は、SEOを少し調べた事があればご存知のことと思います。

昔からよく言われる典型例として「こちら」を検索すると、Adobe Flashのインストールページが1位表示されるという、あれです。(よくFlashコンテンツの近くにFlashのダウンロードはこちらと記載されて「こちら」にインストールページがリンクされているための現象です)

これは、主に(内部リンク・外部リンク共に)被リンクを受ける際のアンカーテキストの重要性という文脈で語られる事が多いのですが、実際には発リンクでもアンカーテキストは重要視されているのではないか、と考えています。

理由は単純で、このアンカーテキスト次第で「ユーザにとって分かりやすい誘導になるか否か」の大部分が決まるからです。
#大部分と記載したのは、実際にはリンクの前後の文章なども「分かりやすさ」の重要な要素であり、それも検索エンジンは解析していると考えるためです。

参考記事

以下は、この記事のテーマである外部リンク(発リンク)に関して私が参考にさせて頂いている記事です。

■東大法学部卒自由商人「速水鏡」のインターネット副業講座

発リンクとは~減らすとSEO効果があるのか?

「発リンクだらけのサイトを使った実験」もされていて、私の「想像」とは一線を画す内容です。

■SEOのホワイトハットジャパン

外部リンクを張るとSEO(検索ランキング)に不利?発リンクの利点

SEOカテゴリの記事だけで338記事をほこるSEO情報サイトで解説された記事です。
(私のような素人は違います、、、)

■イマジナリーデザイン公式ブログ

SEOの意外な盲点「発リンク」について

こちらも「ハブスコア」という概念の下、実験もされています。

#全体的に記事の投稿日が数年前と(デジタルマーケティングの世界の感覚では)古いのですが、それだけ前から言われている事である、と解釈しています。

この記事を書いた切っ掛け

なお、この記事を書いた切っ掛けは、私が運営する別サイトで、狙っているキーワードで自サイトより上位に表示されるページへリンクを張りたいものの、結果、被リンクをうける競合ページの方も同キーワードで強化されてしまう、、、というジレンマを感じたためです。

一瞬、nofollowにしようか、アンカーテキストなしにしようか、と考えたという経緯です。

結論としては、そのリンク(発リンク)がユーザにとって意味がある・便利であるなら、小細工はせずに素直にリンクを張ることにしました。実際、私自身がリンクを張りたいコンテンツであるわけですし、リンク先ページを少なくとも私は評価しているのでnofollowにする理由もなく、アンカーテキストも適切に付ける方がユーザフレンドリーだという判断です。

その結果、競合ページの方が上位に表示され続けるなら、それは、自サイトのコンテンツが劣っているのだと考えることにしました。

 

#上記内容はあくまでも私見です。(それもSEOの専門家ではない、より厳密にはSEOでフィーを得るような立場にはない人間の私見です。)

#SEOに正解はありません。少なくとも、Googleでアルゴリズム開発をしている人以外は、正解を知りません。上記内容はあくまでも一つの考え方であり、逆の考えをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

関連記事:
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