博士号取り消された小保方氏のぶっ飛んだコメント
STAP細胞問題を引き起こした小保方氏が、今回、博士号を取得していた早稲田大学から博士号を取り消されました。
そこで小保方氏が出したコメントがぶっ飛んでいます。
「博士論文の骨子となる内容はSTAP研究の足掛かりとなった研究成果」だそうです。
STAP細胞の結論
少なくとも、現時点で、STAP細胞は存在しないという結論が出されています。
具体的には、9月24日付の「ネイチャー」でハーバード大等のグループが計133回の再現実験でSTAP細胞を作れなかったと報告し、理化学研究所も「STAP細胞はES細胞(胚性幹細胞)由来だった」との試料解析結果を報告しています。
そして「ネイチャー」は、この2本の報告によってSTAP現象が事実でないことが立証されたとしています。
STAP細胞はES細胞?
さらに、STAP細胞作製時に混入されたES細胞は、若山照彦・山梨大学教授の研究室で作られたものと言われています。
#若山照彦・山梨大学教授は当時、理研に在籍しており、共同研究者でした
解析の結果「和歌山教授のES細胞と遺伝子の傷も一致した」と報道されています。
また、2015年1月26日、理研ライフサイエンス技術基盤研究センター・元上級研究員の石川智久氏が「若山研究室におけるES細胞の窃盗容疑」で兵庫県警察に刑事告発しています。
要は、小保方氏は、盗んだES細胞でSTAP細胞なるものを作ったと主張し続けた、というのが現在の主要報道です。
何が「STAP研究の足掛かりとなった研究成果」なのか?
さて、冒頭に戻ると、博士号を取り消された小保方氏のコメントによると、「博士論文の骨子となる内容はSTAP研究の足掛かりとなった研究成果」だそうです。
あ、なるほど!
「STAP研究=盗んで嘘を付く」の足がかりとして博士論文でも盗用・捏造したんですね。
確かに博士論文からSTAP研究で、ES細胞を物理的に盗むという「窃盗」が加わっており、ステップアップしてます。
と、ただの嫌味はさて置き、小保方氏は「STAP研究」なるものが実在したと今でも考えているのでしょうか?
彼女以外は、
・STAP細胞はなかった
・STAP細胞はES細胞由来だった
というのが見解であり、さらに「ES細胞は盗まれたもの」とまで言われています。
それでも未だに「STAP研究」なんて言葉を使える神経・心境。結果的に自殺者まで出した騒動を起こしたとは思えない厚顔さ。
こんな事のために税金やらが散々使われ、検証作業のためにも世界中の研究者が無駄な時間と労力を費やしました。
世界中の叡智が振り回された機会損失です。
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