メタップス(6172)のIPOは公募割れ

 

本日8/28に東証マザーズに新規上場した株式会社メタップス(6172)は公募割れでした。

メタップス社は、元々赤字上場、VC比率の高さ、吸収金額の多さ、同日上場、世界同時株安という地合の悪さなどもあり、前評判も余り良くなかったのですが、予想以上にダメだったという印象です。

上場初日は公募価格を一度も上回らず

予想以上にダメだった印象と記載したのは、上場初日の今日、初値が公募価格を下回っただけでなく、一度も公募価格を上回れなかった上、終値も公募価格3,300円の-21.2%に当たる2,601円だったためです。

詳しくは、
・公募価格:3,300円
・初値:3,040円
・高値:3,090円
・安値:2,555円
・終値:2,601円
でした。

下図が日中足です。

メタップスの上場初日の日中足チャート

出来高も含めてジリ貧です。

悪材料

元々メタップスのIPOには悪材料がいくつもありました。

・赤字上場(売上23億で経常利益5億円の赤字)
・VC比率の高さ(約半分)
・吸収金額の多さ(99.9億円)
・強気のバリュエーション(時価総額400億円超)
・同日上場(東証2部にラクト・ジャパンが同日上場)
・世界同時株安

主幹事はSMBC日興証券で、去年の赤字上場だったサイバーダインを連想し、人工知能押しで将来性に投資するという側面も考えられたものの、厳しいと判断して個人的にも需要申告は見送りました。

今後のIPO市場

前日の8/27には、9月にマザーズ新規上場予定だったネットマーケティングが需要申告開始直前にIPO中止を発表しており、ネットマーケティングとメタップス2社の悪い流れを引きづらないか心配なところです。

そもそも、市況が不安定な中ですので、、、

余談ですが、メタップスが上場した8/28の朝、日経新聞電子版には「IPO株投資 中長期でのリターン狙いも」という記事が掲載されていました。この記事「IPO株投資 中長期でのリターン狙いも」を日経新聞が掲載したタイミングがイヤらしいと思えてなりませんでした。

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