個人向け国債を年利0.1%超で運用する方法

 

2016年5月現在、マイナス金利の影響もあり、個人向け国債の利回りは年利0.05%(税引前)です。

税引後だと年利0.0398425%、約0.4%となります。
*厳密には、国債では「金利」という表現で記載されます

ここで、販売金融機関が行う「現金プレゼント」「現金キャッシュバック」キャンペーンを上手に活用すると実質的に年利0.1%を超えることが可能です。

何故、年利0.1%超になるのか?

例えば、SMBC日興証券が行っている「夏の個人向け国債キャンペーン」では、国債の購入金額に応じて現金のプレゼントがあります。

具体的には、
・100万円:3,000円
・500万円:20,000円
・1,000万円:50,000円
の現金プレゼントです。

このキャンペーンの対象は、
・固定5年 個人向け国債(第62回債・第63回債・第64回債)
・変動10年 個人向け国債(第74回債・第75回債・第76回債)
です。

仮に固定5年の個人向け国債を100万円分購入した場合、3,000円の現金プレゼントを受け取れます。

たった3,000円にも思えますが、この3,000円、年利換算するといくらなのか?

一年当たり、3,000円 ÷ 5年 = 600円/年 ですので、利回りとしては、600円 ÷ 100万円 = 0.06% です。

なんと、国債の税引前利回り0.05%を超える利回りです!

そして現金プレゼントは特に課税されませんので、税金は関係ありません。

今回の固定5年 個人向け国債の年利は0.05%(税引前)ですので、この現金プレゼントによる年利0.06%分を加えると、合計で年利0.11%という計算です。

国債購入額が1,000万円の場合には、現金プレゼントが50,000円と高額になりますので、現金プレゼントの利回りだけで0.1%です。
(50,000円 ÷ 5年 = 10,000円/年ですので、1万円 ÷ 1,000万円 = 0.1%です)

SBI証券や大和証券でも同様

上記の例はSMBC日興証券でしたが、SBI証券でも同様の「個人向け国債キャンペーン」でキャッシュバックを行っています。

SBI証券の場合、SMBC日興証券よりも現金の金額は減るのですが、キャンペーンの対象商品に「固定3年」が加わるため、3年計算の場合は利率が良くなります。

仮にSBI証券で固定3年の個人向け国債を100万円購入した場合、2,000円のキャッシュバックがあります。

年換算だと2,000円 ÷ 3年 = 667円 ですので、年利にすると667円 ÷ 100万円で年利は0.667%となります。

SMBC日興証券の場合、固定3年はキャンペーン対象外のため5年換算でしたが、SBI証券では固定3年も対象のため、3年で計算することにより、年利が高くなりました。

また、大和証券でも同様のキャンペーン「ダイワで5月の個人向け国債キャンペーン」が行われており、対象商品やプレゼント金額共にSMBC日興証券と同じです。

一番利回りが良いのは、みずほ証券?

みずほ証券では「個人向け国債キャンペーン」が行われており、プレゼント金額はSMBC日興証券や大和証券と同様ながら、みずほ証券では固定3年もキャンペーン対象となっており、この中では最も利回り良く運用可能となっています。

例えば、固定3年の個人向け国債を100万円購入した場合、3,000円の現金プレゼントのため、年換算で1,000円もらえます。

この1,000円/年を年利に換算すると、1,000円 ÷ 100万円で年利0.1%です。

個人向け国債の購入金額が100万円でも現金プレゼントによる利回り0.1%を確保可能です。

国債自体の利回り0.05%と合算すると0.15%です。

#ただし、みずほ証券では国債購入金額が1,000万円以上になると固定3年のプレゼント金額が目減りします

#上記のみずほ証券のキャンペーンページは、URLが使い回されているようなので、アクセスしたタイミングによって当記事に記載の内容とは異なる可能性があります。

 

その他にも
・野村證券
・三菱UFJモルガン・スタンレー証券
・楽天証券
・マネックス証券
などでも同様のキャンペーンは実施されていますが、みずほ証券が一番条件が良さそうです。

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