日本のCPMは安いのか?

 

インプレッション課金型広告で用いられる主要な指標である”CPM”ですが、日本のCPMは海外に比べて本当に安いのでしょうか?

RTB(Real Time Bidding)の普及と共にアドテク関連で実は注目を集めるテーマの一つです。

海外のCPM

2011年の記事ではありますが、アドテクベンダーとして有名なFringeさんのブログ「Fringe81百人力日記」での記事「日本のネット広告は安いのか高いのか」によると、以下のように言われているそうです。

日本のネット広告は米国に比べ、CPMで1/3程度と言われています。ようは安い、と。

当時、TechCrunchのCPMは15ドル(約1,200円〜1,800円)だったようです。
#当時の為替が約80円、現在の為替が約120円のため幅広です。

なお、同記事で紹介されているcomScoreが発表したアメリカのディスプレイ広告市場レポートによると、平均CPMは2.48ドル(約200円〜300円)とのことです。

 

また、Qixil(キクシル)の海外と日本で、広告単価がなぜこんなにちがうの?で紹介されているnanapiのけんすうさんのブログによると

nanapiの広告代って、1pv0.4円-0.5円くらいなのですが、海外の同じようなハウツーサイトの場合、1円以上~2円みたいな感じらしいんですよね。

とのこと。

逆算すると、nanapiのCPMは約400円〜500円となります。
#厳密には、「1pv」という表現のため、CPMはもっと低い可能性があります。
(一つのページに複数の広告枠が設置されているため、imp>pvとなるため)
#また、この表現だけでは、CPMなのかeCPMなのか言い切れない面もあります。

#参考記事:eCPMとは?
#参考記事:eCPMとCPMの違い

 

また、MarkeZineの記事「ディスプレイ広告の10倍以上のCPM!欧米メディア企業の救世主となった動画広告、日本での普及も間近か」によると

アメリカでも、状況は似通っている。広告主がDSP(Demand-side platform)経由で買い付けるディスプレイ/バナー広告の1000インプレッション当たりの単価(CPM)の相場は1~3ドル程度でしかない。

とのことで、アメリカの平均CPMは約100円〜360円程度のようです。

なお、動画広告に関してはCPM10〜25ドルで売れているようです。

米メディアの傾向

米メディアでは、敢えて「広告枠を減らす・絞り込む」ことでCPMを引き上げているという話を海外アドテクベンダーの人に聞いたことがあります。

日本のサイトでは、これでもか!というほど「広告、広告、広告」というサイトもありますが、それではCPMが下がってしまって当然と言えば当然です。

そこで広告を絞り込み厳選された広告枠にすることで、CPMを上げる、という戦略です。

ただ、仮に10個あった広告枠を5個に絞り込んだ場合、CPMが2倍以上に上がる必要もあり、インプレッション課金型広告からの収益最大化という観点では、この手法が必ずしも常に正しいとは限らない点は言わずもがなかと思います。

 

なお、私が運営するあるブログは先月、Adsenseによる「入札方式CPM」のRPM(=CPM)は133円でした。

MarkeZine記事の数値「アメリカの平均CPMは約100円〜360円程度」 と比較すると、同等水準〜1/3です。

関連記事:
AdsenseのRPMとeCPMの違い
eCPMとは?
eCPMとCPMの違い
CPM単価を上げる方法

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