オリンピック景気を見込んだ長期投資

 

投資・資産運用を考えた場合、2020年の東京オリンピックのことを考慮しないわけにいきません。

アベノミクス云々なんて正直、どうでも良い。

オリンピックの景気に与える影響

オリンピック開催に向けて、各種設備の建築に伴い、大手ゼネコンから資材メーカーなどは間違いなく景気が良くなります。(人材不足により、コスト増による利益圧迫の可能性はありますが、、、)

また、語学系の学習ニーズも高まります。これは、主にサービス業の法人による社員向け研修に始まり、ちょっとした道案内をできるようになりたいという個人ニーズに至るまで多義に渡ります。

さらに、2020年は、
・各種交通機関(航空、鉄道、バス、タクシー)
・宿泊施設
・旅行代理店(訪日関連)
・周辺の飲食店
の売上が激増すると考えられます。

そのための準備も当然ながら各社で事前に行われるため、そのコストが、何らかの企業の需要になります。

最も想像が付きやすいのは、各サービス業ではアルバイトの採用を行うはずで、そのための求人媒体は大儲けです。一方で、この時期は需要過多、つまりアルバイトとしての売り手市場になるはずで、すると求人媒体は自社媒体でアルバイトに応募してもらえるように集客合戦が繰り広げられるはずで、ネット広告、特にスマホ向け広告はこのタイミングで大きく伸びると考えられます。

「市場は織り込み済み」の範囲

ただ、上述のようなことは「市場は織り込み済み」のはず。

とは言え、株価、日経平均や日経TOPIXなどは2020年に向けて上昇基調であろうことは予想されます。

数年スパンで投資を考えるなら、今の内に仕込んでおくことはあながち間違いではないと考えます。

ただ、問題は売り時です。

特に交通機関、宿泊施設、飲食店などのサービス業は、2020年の業績好調が見込まれ、その数字は通常、通年決算としては2021年3月末決算で反映されます。(もちろん、期末が3月末でない場合や、四半期決算、半期決算、旅行系なら月単位の実績などでも反映されてきます)

この「決算」として業績が良くなるタイミングを市場は当然ながら分かっていますので、決算で実際に良い数字が出ても「市場は織り込み済み」と言われて株価は特に上がらない可能性もあります。(サプライズが必要)

そして、仕込んでいる投資家は「どこかのタイミングで」利益確定売りを出してきます。ここで売り圧力を支えるだけの買いが出る材料は想像がつきません。オリンピック景気という期待感に下支えされた一種のバブルのはずですので、そのオリンピックが終わった時、その期待感に匹敵するような好材料が必要です。

と考えると、いつバブルが弾けるのか。

運用額の大きい機関投資家は確実に売り抜けられるタイミングを探るでしょうし、チキンレースを続けるのは誰なのか?そして、チキンレースは、いつ終わるのか?

とは言え、儲かりそうな株

例えば、ANAはオリンピックに向けて株価上昇が見込めます。

特に「JALが公的資金注入を受けておきながら」という理由で羽田発着枠の割り当てで相対的に優位に立っており、しっかりと需要を拾えると思われます。(規模は落ちますが、貨物の国際便も存在しますし、傘下のホテル事業、旅行代理店事業もあります)

また、東急グループの株価上昇も固いのではないでしょうか。

基本的に都内で交通・宿泊施設などを運営していることから、東京オリンピックの特需をしっかりと享受可能と考えられます。(これが在阪私鉄ではオリンピックついでの観光客需要に留まってしまいます)

ポイントはやはり売り時

仕込んで吉となる株は沢山あるのではないかと思うのですが、やはりポイントは売り時ですね。

いったんバブルが弾けると追証でさらに売り圧力が強くなって、、、という悪循環もありますので、欲張らずにほどほどで利益を確定させるのがベターかと思います。
#なお、為替は要注意です。2020年は、観光客が増える=円に両替する=円高傾向と考えられます。FXもさることながら、自動車メーカーなどの輸出産業は円高で為替差損を出さないか、販売不振にならないか、などなど。
と、オリンピック景気を睨んでの投資についてでした。
なお、年単位の長期投資に適した証券会社としては「GMOクリック証券」がオススメです。理由は、長期投資の場合、今年中に数銘柄の買い注文と2019年〜2021年にかけての間で既に購入した銘柄の売り注文を出すだけです。つまり、証券会社に求めるサービスが極端に少ないと言えます。(極端な話、2017年、2018年は証券口座にログインすら必要ないかも、、、)
そのため、証券会社に求めるのはただ一つ「手数料の安さ」です。そこで、楽天証券やSBI証券より手数料の安いGMOクリック証券です。

スポンサード リンク(投資情報を入手!)
常勝株ジャーナル
書店売上No.1ビジネス週刊誌!!『週刊ダイヤモンド』
プロのアナリストが届ける投資情報【新興市場ドットコム】

関連記事:
通貨分散で海外分散投資
FXは外貨預金よりメリットが一杯
インデックス投資:投資信託とETFの違い
NISAの注意点!損益を通算出来ない!
東京オリンピック関連銘柄は大手ゼネコンがオススメ
証券会社に預けた資産はペイオフの対象外
投資銘柄を簡単に選ぶ方法
NISAはIPOで活用
アジア・オセアニア好配当成長株オープンの投資先は香港・オーストラリア・台湾・韓国ばかり

スポンサード リンク

  関連記事

郵政上場
日本郵政が7,300億円の自社株買い

日本郵政(6178)が7,309億円分の自社株買いを行うことが公表されました。 …

会社を辞めて個人事業主になる前にやるべき7つのこと
NISAはIPOで活用

株や投資信託の売買益および配当金にかかる課税が0%になるNISA(少額投資非課税 …

郵政上場
郵政上場が与える市場へのインパクト – 需給悪化

郵政3社がIPOによって市場から吸収する金額は約1兆4000億円になります。 東 …

JR九州
JR九州がTOPIXに採用されるタイミング

10月25日に東証に新規上場予定のJR九州(9142)は、恐らく東証1部上場とな …

investment-olympic
日経平均株価の歪な算出方法(みなし額面)

日本市場の代表的な指標として受け入れている「日経平均株価」ですが、実は非常に歪な …

JPX 日本取引所グループ
OXAMがそーせいグループの空売りで損失を出した記録

「空売りの”OXAM”が遂に日経新聞でも取り上げられた」でご紹介した「OXAM」 …

↑PageTop