gumi(3903)の業績予想が甘過ぎる

 

上場3ヶ月で大幅な下方修正を行いIPO市場を冷え込ませたgumi(3903)ですが、9/11に発表した第1四半期決算も予想から大ブレです。

6/12に発表した業績予想から
・売上:+370百万円
・営業利益:+568百万円
・経常利益:+605百万円
のブレです。

ただし、第1四半期の営業利益が532の赤字、経常利益が495の赤字であり「業績予想では11億円の赤字予想から5億円の赤字に着地した」ということです。

相変わらずの業績予想の甘さが露呈しています。

何を根拠に業績予想を出したのか?

2016年4月期Q1業績予想が発表されたのは、2015/6/12です。

gumiは4月末決算ですので、1Qは5月〜7月です。

つまり、第1四半期の業績予想を発表した時点で当該予想期間である第1四半期の半分近くが経過しています。月次決算を考慮しても少なくとも1/3は経過しており、5月分の数字は分かっています。

それでも、最終的に11億の赤字から5億の赤字へ変動しました。

「上ブレなんだから結果的に良かった、良かった」とも言えなくはありませんが、「gumiショック」とまで言われる影響を市場に与えた企業として、予算管理の徹底が望まれていた中で相変わらずの変動っぷりに落胆です。

黒字化できるのか?

日経新聞の記事「gumi社長「第3四半期での黒字化目指す」 新作ゲームに期待」によると第3四半期で黒字化を目指すそうです。

記者会見した国光宏尚社長は採算改善の道筋について、「15年11月~16年1月期(第3四半期)で黒字化を目指す。ここで沈むわけにはいかない」と語った。

ただ、第2四半期(8月〜10月)の業績予想でも営業利益は12億の赤字です。

そして、8/20にリリースしたスマホゲーム「クリスタル クラウン」も現状ではポシャってます。

Android版でクローズドβが始まっている「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」頼みでしょうか。

そして、先述の日経新聞では以下の記載もあります。

同社は2014年12月の東証1部上場後、2カ月半で15年4月期の黒字予想を赤字に修正したことで株式市場から批判の声が上がった。もっとも社内の雰囲気は悲観的ではないとし、「自分たちの作ったゲームが世界中に展開し、充実感を味わえる環境が当社にはある」と自信を示した。

「社内の雰囲気は悲観的ではない」って本当でしょうか、、、?

会社が赤字云々ではなく、これだけ会社&社長が叩かれ、リストラも行った直後で社内の雰囲気が悪くないわけがない、と思うのですが、、、

そんな強気な発言ばかり繰り返している限り、やはり黒字化のハードルは高そうに思えてなりません。

 

そもそも、NISAや郵政上場などを通して個人投資家を増やそうとしている中、こんなに業績予想がブレまくる企業が東証一部上場ということが市場にマイナスに思えてなりません。

#私が勝手に嫌なIPOだと感じているダブルスタンダードの監査法人も新日本監査法人です。(#参考:ダブルスタンダードのIPOは錬金術?

#2015年最後IPOとして注目されていたものの上場中止となったグラフィコの監査法人も新日本監査法人です。(#参考:グラフィコがIPO中止

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