グラフィコがIPO中止(今年3社目)

 

12/25に東証マザーズ上場予定だったグラフィコが上場中止となりました。

8月にネットマーケティングが上場中止しましたが、今年になってリッチメディア、ネットマーケティングに続く3社目です。

関連記事:ネットマーケティングがIPO中止
関連記事:ネットマーケティングのIPO中止理由の真相は?

各証券会社の対応

主幹事証券の大和証券、幹事証券の野村證券、SMBC日興証券、SBI証券では抽選結果の表示画面で以下の表示になっています。

#野村證券はやっちゃいましたね

■主幹事の大和証券

大和証券:グラフィコの上場(IPO)中止

■SMBC日興証券

SMBC日興証券:グラフィコの上場(IPO)中止

■SBI証券

SBI証券:グラフィコの上場(IPO)中止

■野村證券

野村證券:グラフィコの上場(IPO)中止

野村證券、既に抽選済みだったのでしょうが、恐らく設定通りに抽選結果を表示してしまった模様です。

#主幹事の大和証券から、もう少し早く連絡はなかったのでしょうか?「もしかしたら、中止になるかも、、、」と一言連絡を受けていれば、抽選結果の表示についても「万一」に備えておけると思うのですが、、、

上場中止の理由

グラフィコのプレスリリースによると上場中止の理由は「今期業績の進捗を慎重に確認すべきと判断」したとのことです。

今期業績の進捗を慎重に確認すべきと判断し、当該確認に時間を要することから

「進捗を確認」とは、将来の業績でしょうか?過去(公表済み)の業績でしょうか?

過去分だと監査法人の監査済みのはず、、、

監査法人は新日本監査法人

主幹事は大和証券として「あれ、監査法人は?」と思い調べると、新日本監査法人でした。

gumiで叩かれ、東芝で火を吹いている新日本監査法人です。
#参考:gumiと東芝で新日本監査法人がピンチ

そして「そのIPOを承認しちゃダメでしょ」と個人的に思っているダブルスタンダードの監査法人も新日本監査法人でした。
#参考:ダブルスタンダードのIPOは錬金術?
#参考:ダブルスタンダード(3925)の予想通りの悲しい決算(平成28年3月期)

2015年最後のIPOとして注目されていましたが、関係者に大迷惑をかける結果でした。郵政3社の上場が成功し「2015年のIPOは良かったね」というムードでしたが、最後にケチが付いてしまいました。

#2016年12月にIPO予定だった自動運転で大注目のZMPが上場延期となりましたが、監査法人はまたしても新日本監査法人でした。(参考:上場延期のZMP!またしても新日本監査法人!

関連記事:
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