意外に悩むフリーランスの名刺
会社を退職してフリーランス(個人事業主)として独立した際、実は「名刺」に悩ましいのではないでしょうか。
フリーランスの名刺は、その人の個性がそのまま反映されます。
また、名刺に記載する情報も取捨選択が必要になります。
名刺は、自身の個性を伝え、信用を与え、さらに名刺から話が膨らむ事も多々ある営業ツールの一つでもあります。
最初に決めること:名刺に記載する情報
まず最初に名刺に記載する情報を決めます。
一般的な会社員の名刺は恐らく、
・会社名
・部署名
・役職
・氏名
・メールドレス
・電話番号(部門代表/直通の場合も)
・携帯電話番号(営業で会社支給されてる場合に多い)
・住所
・会社のサイトURL
が記載されているかと思います。
では、フリーランスの場合はどうなるのか?
・会社名
屋号がなければなし
・部署名
一人なので部署はなし
・役職
エンジニア、デザイナーなど「職種」に近いものを記載?
#「コンサルタント」と記載すると「何のコンサル?」と聞かれます(笑)
#人によっては実は悩ましい項目です、、、
#関連記事:個人事業主の「肩書き」
・氏名
そのまま記載
・メールドレス
仕事用のメールアドレスを記載
ただし、Gmailなどで良いのか?独自ドメインのアドレスにすべきか?検討が必要
#関連記事:個人事業主・フリーランスのメールアドレスにGmailはNGか?
#関連記事:独自ドメインのメールアドレス利用・設定方法
・電話番号
固定電話を引いていない場合は記載できない、、、
そもそも自宅に居ない場合も多く、電話転送サービスの利用も検討
・携帯電話番号
プライベート携帯の電話番号はプライバシーの観点で抵抗がある場合、仕事用携帯を契約
・住所
自宅住所をそのまま記載するのは憚られます、、、
かと言って、住所の記載がない名刺は間違いなく信用力低下です
バーチャルオフィスの住所貸しサービスの利用も検討です
#一番悩ましい項目だと思います
#関連記事:フリーランスの名刺に自宅住所は載せるか?
・会社のサイトURL
ブログなどがあれば記載
#関連記事:個人事業主に自前のホームページ(Webサイト)は不要
フリーランスの名刺で悩ましいのは、
・役職を何にするか?(何も記載しないのは不自然)
・メールアドレスに独自ドメインを採用するか?(固い業界ではGmailアドレスは微妙かも)
・電話番号(固定・携帯)をどうするか?
・住所をどうするか?
の4点でしょうか。
なお、これらの事前準備については「個人事業主になる前にやるべきこと番外編」で細かくご紹介していますのでご覧下さい。
名刺のデザイン
極々普通の名刺デザインでも良いのですが、それだとせっかくの話題作りのチャンスを失います。(デザイナーの場合、それこそセンスが問われますよね、、、)
一言で「名刺のデザイン」と言っても様々な要素があり、
・名刺サイズ
・縦型?横型?
・台紙の材質
・台紙の色
・記載情報のレイアウト
・記載情報のフォントサイズ
・記載情報の色
などがあります。
私は台紙の材質に拘りたかったため、台紙が選べる名刺作成・印刷サービスを探しました。
それに、業界のイベントなどに行くと一日で50枚や100枚近く交換することもあるため、追加印刷がスピーディーなことも要件です。
また、業界や仕事によっては固いイメージを与えられる名刺が望ましい場合も十分考えられます。名刺のデザインはとても重要な要素です。
参考記事:デザインを依頼してオリジナル名刺を作る
なお、名刺はデザインと印刷を別々のサービスに発注することも可能です。デザインをデザイナーに頼んで、そのデザインを印刷サービスに持ち込んで(またはWebで入稿して)印刷するという形です。
と、フリーランスの名刺作りは考える事が一杯です!
関連記事:
・個人事業主になる前にやるべきこと番外編
・フリーランスの名刺に自宅住所は載せるか?
・女性フリーランスの方は名刺の住所に注意!
・名刺入れでビジネスに差をつける
・個人事業主は自分で会計入力(記帳)をしましょう!
関連記事
-
-
未払い残業代を請求するなら独立するタイミング!
名前ばかりの裁量労働制の建前の下、深夜残業、休日出勤をしても残業代が支払われない …
-
-
デザインを依頼してオリジナル名刺を作る
名刺は、記載された文字情報をただ伝えるだけの役割ではありません。 名刺交換時に …
-
-
楽天カードの審査通過 – 個人事業主でも即日発行
今までSBIカードに審査落ちしたことや、ANAアメックスゴールドカードは審査通過 …
-
-
クレジットカード(SBIカード)審査落ち – 個人事業主の信用力
個人事業主の信用力を知るべく、今度はクレジットカードへ申込みを行いました。 具体 …
-
-
個人事業主に自前のホームページ(Webサイト)は不要
個人事業主・フリーランスも自分のホームページ(Webサイト)を持ち、自分の分身と …