【徹底比較】本当に手数料の安い証券会社はどこ?

 

投資を行う証券会社を選ぶ際の重要な選定ポイントである「手数料」ですが、本当に手数料が安い証券会社を調べてみました。

ネット証券の手数料比較を行うサイトは多いものの、アフィリエイト広告を出している証券会社しか比較対象になっていなかったり、本当に安い証券会社なのか疑問があったため「自力で」調査し直しました。

調査対象の証券会社

調査対象とする証券会社は、Honest IPOの「証券会社別の口座数一覧(穴場証券はどこ?)」という記事を参考に、口座数上位の証券会社を調査対象に11証券をピックアップしました。

■調査対象の証券会社
・野村證券
・SMBC日興証券
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・松井証券
・カブドットコム証券
・GMOクリック証券
・エイチ・エス証券
・岡三オンライン証券
・ライブスター証券

なお、明らかに「高い」と分かっている大和証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、岡三証券、東海東京証券などは除外しました。

また「安い」と分かっているライブスター証券を加えています。

手数料比較

下図は11証券会社の手数料比較表です。

証券会社別の手数料比較

小さく見づらいのですが、ライブスター証券の完勝です。

そして口座数の多い証券会社の中では、SBI証券や楽天証券ではなく、GMOクリック証券の手数料が安い事も分かります。

100万円以下の手数料に絞ったものが下図です。

証券会社別の手数料比較(約定金額100万円以下)

こう見ると、意外ですが、SMBC日興証券、マネックス証券が30万円以下では奮闘しています。

【注意点】上記手数料の前提
・全てネット取引の手数料
・ワンショット/約定単位の手数料(松井証券のみ1日定額)
・マネックス証券は100万円以下からは「成行」の手数料
・割引や口座開設キャンペーン、NISAキャンペーンなどは未考慮
・取引で得られるポイントなどは未考慮

手数料の特徴

手数料の特徴を整理してみました。

1)10万円以下の株主優待狙いは松井証券の0円で決まり

まず、10万円以下なら、松井証券が脅威の手数料0円で最強です。

株主優待狙いで10万円以下の場合は松井証券で決まりです。

2)10万円超の全てのレンジでライブスター証券が最安

10万円以下は松井証券が0円のため、最安を譲ってしまいますが、10万円を超える約定金額では、全面的にライブスター証券が手数料最安です。

#10万円〜20万円のみ、GMOクリック証券と同額です

ただ、「ライブスター証券」と聞いても知らない方も多いのではないでしょうか。

ここ10年程で社名が3度も変更されており「ライブスター証券」になったのは平成23年7月のことです。

3)知名度の高い証券会社の中ではGMOクリック証券が安い

ライブスター証券の知名度が低いため、ライブスター証券を除いた知名度の高い証券会社の中ではGMOクリック証券の手数料が安くなっています。

なお、GMOクリック証券は、2015年、大和証券グループと資本業務提携を行う事が発表されており、後発のネット証券ではあるものの一定の信頼感が生まれました。

#厳密にはGMOクリック証券の持ち株会社であるGMOクリックHDの株式を、大和証券の持ち株会社である大和証券グループ本社が保有するスキームです。

出典:GMO クリックホールディングス株式会社の株式の一部取得及び 業務提携を検討する旨の覚書の締結について(大和証券グループ本社のプレスリリース:PDF)

結局、どの証券会社が良い?

純粋な手数料の比較は上記の通りですが、だからと言って、
・10万円以下は松井証券
・10万円超はライブスター証券(不安ならGMOクリック証券)
と言い切るのは早計です。

証券会社を使い分けるか?

「証券会社を使い分けるか否か」という問題があります。

特定口座で取引していても、複数の証券会社で取引している場合、ある証券会社で損失が出た場合、損益通算して税金の還付を受けるには確定申告が必要になってしまいます。

そのため「損益通算を諦める」か「確定申告をする」前提でないと、複数証券会社で取引するのはオススメ出来ません。
(「絶対に利益を出す」という前提もあり得ますが・・・)

国内現物株式の手数料で選ぶなら

少なくとも国内現物株式の取引に関しては証券会社を使い分けず、一本化すると考えた場合「手数料だけ」で選ぶならライブスター証券会社で決まりです。

ライブスター証券に漠然とした不安を感じる方ならGMOクリック証券です。

外国株式や投資信託も同じ証券会社で投資したいなら

外国株式・投資信託による投資も同時に行う方の場合、ライブスター証券もGMOクリック証券も外国株式は取り扱いがなく、GMOクリック証券は投資信託の取り扱いがないため、どうしても他の証券会社との併用になります。
そのため、国内現物株式、外国株式、投資信託を一つの証券会社で取引したい場合はSBI証券か楽天証券が有力です。

証券会社の手数料比較のまとめ

安いのは
ライブスター証券
GMOクリック証券
です。
10万円以下のみ松井証券の無料が最安です。

ただし、外国株式や投資信託も一つの証券会社で取引したい場合は、
・SBI証券
・楽天証券
です。

なお、IPO投資も行う場合は、SBI証券に運用資金を集約しておくのが合理的です。
(楽天証券はIPOの取り扱いが非常に少ない事と、SBI証券のIPO抽選は資金量に応じて当選確率が上がるため)

#デイトレ前提の1日定額や信用取引を考慮すると手数料比較は上記とは異なります。(比較が一気に複雑化してしまいます)

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