クラウド型会計ソフトの利用率は約5%
クラウド型会計ソフトの利用動向調査(株式会社シード・プランニング デジタルインファクト)によると、クラウド型会計ソフトの利用率は約5%とのことです。
調査結果として以下3点がまとめられています。
■会計ソフト利用者のうちクラウド型利用率は5%
国内事業所会計におけるパッケージ型・クラウド型を合わせた会計ソフト利用率は約3割。うち、クラウド型会計ソフト利用率は5%。
■クラウド型利用者の4割強が「freee」を利用
最も利用されているクラウド型会計ソフトはfreee。クラウド型会計ソフト利用者の4割強がメインで利用していると回答。
■クラウド型会計ソフト選定のポイントと課題
サービス選定時には、「簡単」であることを重要視。課題は「セキュリティーに対する信頼性の向上」。
私が利用している「やよいの青色申告オンライン」は、11%でクラウド型会計ソフトでは、シェア3位でした。今年の10月からサービススタートした事を考えると、やはり「弥生会計」ブランド強し、という印象です。
参考記事:やよいの青色申告オンラインとfreeeを比較 – 消費税対応編
課題は「セキュリティーに対する信頼性の向上」
正直、この調査に回答した人達の理解不足に感じます。
今や、SAPのERPをAmazonが提供するクラウド環境(AWS)で動かしている事例もある時代です。
最初はSAPのERPがAWS上で?!と驚きましたが、、、
デジタルマーケティングの世界では、AWSを初めとするクラウド型サービスは一般化しましたが、まさかERP、それもエンタープライズ向けのSAPのERPがAWS上に導入される時代です。
そんな中、会計ソフト単体レベルで「クラウドだとセキュリティが不安」というのは既に時代遅れなのではないでしょうか。
#もちろん不安はありますし、セキュリティに関する情報をもっと欲しい、そうしないと情シスに話せない!なんて思いは分かるのですが、、、
#もちろん、サーバ環境のセキュリティ、アプリケーションのセキュリティ、開発会社のセキュリティは、別物です。
(特にベンチャーの場合、開発会社のセキュリティが本当は一番不安要素で、開発エンジニアがノートPCからDBに接続可能、、、なんてケースとか。それが例え、VPN回線だったとしても、そもそもノートPC自体を紛失すればアウトで、、、)
関連記事:
・クラウド会計ソフトの料金比較 – スタートアップ・ベンチャー向け
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