AdSenseのテストデポジットの仕訳方法

 

Google AdSenseのアカウントを開設し、銀行口座振込(電子決済)でGoogleから売上の振込みを受けるには、少額の「テスト デポジット」と呼ばれる入金によって銀行口座の確認が必要です。

このGoogleから振り込まれるテストデポジットは
・返済の義務があるのか?
・売上の一部が振り込まれたのか?
・会計ソフトへの仕訳は?
という疑問があります。

結論から先に記載するとAdSenseのテストデポジットは、
・返済の義務はない
・売上の一部でもない
・仕訳は「雑収入」
です。

AdSenseのテストデポジットとは?

Google AdSenseのテストデポジットは、AdSenseの収益(売上)が基準額の1,000円を超えて、振込先の銀行口座を設定した後、その銀行口座の本人確認のためにGoogleから入金されるお金です。

具体的にはAdSense管理画面で設定した銀行口座へ「1ドル未満の入金」があります。(もちろん日本円で振り込まれるため、33円など、主に二桁の金額になります)

この入金された金額をAdSense管理画面に登録することで、銀行口座の所有者であることがGoogleによって確認されます。

なお、テストデポジット以外にも住所確認が必要で、Googleに登録した住所宛に「個人識別番号(PIN)」が郵送されて来ますので、このPINもAdSense管理画面で登録する必要があります。

テストデポジットの位置付け

Googleから振り込まれてくるテストデポジットは、先述の通り、振込先確認が目的です。

「デポジット」という名称が付いていますが、Wikipediaによると「デポジット」の意味は以下の通りです。

デポジット(英語: deposit)とは、「保証金」と日本語に訳され、容器やサービスを利用する際に必要なカードなどを借りる際に支払う「預かり金」のこと。

「保証金」「預かり金」とされているため、一見、Googleに返済する義務があるお金のように思えますが、AdSenseのテストデポジットは返済義務はないようです。(実際、私は個人でも法人でもAdSenseアカウントを管理していますが、Googleへ返済が必要となったことはありません)

したがって、テストデポジットは返済義務のある「負債」ではありません。

では、売上(AdSenseの収益)の一部が支払われたお金なのかと言うと、そうでもありません。

AdSense管理画面の「支払い」を確認する限り、Googleから振り込まれる金額は確定したAdSenseの収益額そのもので、テストデポジットが差し引かれた形跡はありません。

そのため、このテストデポジットは「売上」に対応する入金、つまり「売掛金」の回収ではありません。

もし、会計ソフトの仕訳でテストデポジットについて
(借方)普通預金 xx円 (貸方)売掛金 xx円
と登録してしまうと、このxx円分、売掛金が減少してしまい、売掛金がマイナスになります。

あくまでも振込先口座の確認のためにGoogleが振り込むお金であって、売上の一部ではなく、かつ返済の義務もない(負債ではない)ため、仕方ないので「雑収入」として仕訳を行います。

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